Bio

Megumi was born into a family of musicians in Wakayama, Japan. As a child she received musical guidance from their parents. In 1987 she moved to Austria, where she studied at the Faculty of Music of Vienna (mdw), and in 1998 she finished her master degree. Megumi studied with Klaus Mätzl at mdw in Vienna, later with Dominika Falger. She received the scholarships from Orford Arts Center Canada and C.M.Ziehrer Foundation Austria and participated in master classes with Max Rostal, Evgenia Tschugaeva, Lorand Fenyves, Georgy Pauk and Ivan Straus.

As soloist she played Bruch violin Concerto at The Symphony Hall in Osaka when she was 14 years.

Following engagements as a soloist, she performed at the Vienna Festival in 1994, festivals of contemporary music as the Pražské Premiery and Music Forum Hradec Králové 2007, both in the Czech Republic.

In 2009 she joined film shooting for Nodame Cantabile in Vienna, as a violinist of Symphony Orchestra under the baton of Hiroshi Tamaki.

Megumi worked with the Stuttgart Chamber Orchestra, Bergen Philharmonic Orchestra, Norwegian Radio Orchestra, the Norwegian Opera, Philharmonic Orchestra Hradec Kralove(CZ), Kwazulu-Natal Philharmonic(SA), Minas Gerais Philharmonic (BRL).

She played under the baton of the Rafael Frühbeck de Burgos, Simone Young, Alan Gilbert, Krzysztof Penderecki, David Geringas, Antoni Wit, Alexander Lazarev, among others.

She gave solo recital in Tokyo and Wakayama, playing on Stradivarius “Lord Borwick”.

In 2016, Megumi was appointed as Co-Principal second violin at Jalisco Philharmonic Orchestra in Mexico.

Megumi acted as concertmaster with the Ålesund Symphony Orchestra and the Nordrogaland Symphony Orchestra in Norway. A sought-after chamber musician, she has performed with chamber music ensembles such as Ålesund string quartet and collaborated with the artists including Markus Wolf, Dejan Mlađenović, Magne Furuholmen.

In 2023 she joined South Czech Philharmonic. She lives in Prague.

徃住惠未 / とこすみめぐみ

和歌山市出身。父は音楽教育の教授、母はピアノ教師という音楽一家に生まれ、両親から音楽の手ほどきを受ける。ヴァイオリンを根来寛子、山岡耕筰氏に師事。高校卒業後、1987年ウィーン国立音楽大学入学、K.メッツルに師事。1998年同大学院修士課程修了。M.ロスタール、E.チュガーイェヴァ、R.フェニュヴェージュ、G.パウクのマスタークラス、I.シュトラウス、W.クスマウル、D.ファルガーのもとで更に研鑚を積む。オーフォード芸術センター、C.M.ツィーラー財団より奨学金を受ける。

オーストリアやチェコ共和国を中心とする中央ヨーロッパ諸国に約25年滞在したのち、約2年間南アフリカやブラジルなどのオーケストラでも音楽活動を行う。

2015年、ソリストとして活動するかたわら、音楽教室等にて教鞭をとった。

​2016年9月より、ハリスコ・フィルハーモニック管弦楽団第2バイオリン副首席奏者。(メキシコ)

​2000年よりノルウェーのオーレスン弦楽四重奏団での活動を始め、室内楽奏者として活躍。ストラヴィンスキー兵士の物語、イタリア組曲、ファッテイン・ヴァーレンのピアノトリオなど幅広いレパートリーを演奏。

2023年より南チェコフィルハーモニックで演奏。 チェコ在住。

【ソリストとしての活動】

・14歳の時大阪ザ・シンフォニーホールでブルッフヴァイオリン協奏曲、後ヴィヴァルディ四季、モーツァルト、ベートーヴェン、チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲を神戸室内管弦楽団と共演。

・1994年ウィーン芸術週間に出演。

・2002年、ノルウェーのオーレスン交響楽団と協演。

・2006年、チェコのフラデッツクラロ―ヴェ・フィルハーモニックで無伴奏ヴァイオリンリサイタル。

和歌山市交響楽団とモーツァルトとチャイコフスキーの協奏曲を演奏。

・2007年チェコ現代音楽祭”プラハ・プレミエー”、”ミュージック・フォールム”に出演。

・2009年ルドルフィヌム(プラハ芸術家の家)でパルナス・アンサンブルと共演。

・2011年3月、チェコ少年合唱団”ボニ・プエリ”から招聘され、東日本大震災津波犠牲者追悼コンサートで客演。

・2015年7月、新宿にてストラディヴァリコンサートに出演。

・2016年10月、和歌山県民文化会館大ホールにてリサイタル開催。(主催:和歌山県私学振興会)

・2017年、蓼科バラクラガーデンにて無伴奏ヴァイオリンコンサート。

​​・2018年3月、東京・和歌山で日仏音楽家による室内楽コンサートを企画・演奏。(於:仙川フィックスホール・メディアアートホール)

【オーケストラ奏者としての活動】

主にシュテュットガルト室内管弦楽団、ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団(ノルウェー)、フラデッツ・クラローヴェ・フィルハーモニックオーケストラ(チェコ)、ノルウェー国立放送管弦楽団、クワズル・ナタールフィルハーモニック(南アフリカ)、ミナス・ジェライス・フィルハーモニック管弦楽団(ブラジル)で活動。ノルウェーでオーレスン交響楽団、ノードロガランド交響楽団等、コンサートマスターとして活躍。ラファエル・フリューベック・ドブルゴス、クリストフ・ペンデレツキ、ドミトリー・キタエンコ、シモーネ・ヤング、アラン・ギルバート、アレクサンドル・ラザレフ、ダヴィッド・ゲリンガス、秋山和慶の指揮下で演奏。

【映画・イベント等への出演】

・2000年オスロに於いてティナ・ターナーが出演したノーベル平和賞コンサートでノルウェー国立放送管弦楽団の一員として出演。

・2009年映画『のだめカンタービレ最終楽章』のウィーンロケにてオーケストラのメンバーとして出演。

・2018年 a-haのマグネ・フルホルメンの展示会でソロ演奏。